Art Morpho アートモルフォ

シャングリラ

2023年12月

2週間ほどの期間で、エノキやクヌギはすっかり落葉してしまいました。さすがに暖かな師走の始まりでしたが、半ばを過ぎると今季一番という寒さが到来しました。21日には池に初氷が見られ、庭も霜で真っ白になり、いよいよ冬本番です。
今年は長く何時終わるともわからないコロナ禍から、何とか抜け出し、正常な生活を取り戻した一年となりました。街行く人たちの顔からもマスクが少なくなり、多くの外国からの旅行客が街を闊歩し、以前の活気が戻ってきました。
今年も一年が慌ただしく過ぎ去ろうとしていますが、お付き合いしていただいた皆様本当に有難うございました。しかし、世界を見ると、新たな紛争も始まり、ますますいつ終わるとも知れない戦いの連鎖が続いています。来年こそは良い年になりますようにと、願わざるを得ない今日この頃です。
本当に皆様、良いお年をお迎えください。

2023年11月

暑かった夏もようやく終わり、一気に初冬の気配です。そんな中、エノキの幹に黒い塊があり、よく見ると虫の塊でした。調べてみるとヨコズナサシガメのようです。来春彼らがゴマダラチョウやオオムラサキの幼虫を襲うのでしょうか。まあ、ここは見逃してあげましょうか。小枝にもドロバチの巣を見つけました。いくつも重なってまるでアパートです。すでに抜け出した後のようで、ハチの種類までは分かりませんが、彼らも狩バチ。わがシャングリラも生存競争が激しそうですね。
ウラナミシジミがやって来てくれました。当地では越冬できないと思われますが、温暖化が進めば、次第にやって来てくれる時期が早まり、いつかは定着するのでしょうか。
今年はクマによる被害が多発していますが、その要因の一つに挙げられているのが、ドングリの不作だとか。シャングリラにも二本のクヌギがありますが、一本はほとんど毎年実を付けません。もう一方の木は毎年のようにドングリを実らせます。不思議ですね。今年もこのバケツで二杯ほどのドングリが取れました。

2023年10月

先月お伝えした、オオサンショウウオの隠れ家の現状です。大きなコンクリートの塊の下が大きくえぐられていて、棲家になっていました。左側が以前の様子です。右側はすっかり土砂で埋まってしまった現状です。それ以降オオサンショウウオの姿を見ることは無く、寂しい限りです。
一気に秋らしくなり、赤トンボ(ナツアカネ)、今が盛りと集まってきてくれます。庭の片隅で見知らぬ実を見つけました。調べたところ、スズメウリのようです。確かに、カラスウリの実より小さく、カラスではなく、スズメです。気が付くと庭のいたる所で生えているのが分かりました。鳥たちが種子を運んできたのに違いありません。意図せぬことが起こることは、嬉しいことです。まあ、困惑の方が多いいのですが…。

2023年9月

稲刈りの終わった田んぼの上に綺麗な虹が出ていました。
今年の夏は猛暑に加え、雨が降らなくて、木々も葉を落とすものが多くありました。その後の台風の到来からは、局地的な雷雨の到来にしばしば見舞われました。まさに降れば土砂降り状態でした。隣接の川もかなりの増水をして、オオサンショウウオの隠れ家になっていた隙間もすっかり埋まってしまいました。何処かで新しい住まいを見つけていてくれることを願うばかりです。
ノウゼンカツラの花にクロアゲハが吸蜜に来てくれました。潜りこんでの必死の食事です。 朱色の花に黒アゲハ、いつ見ても絵になると思いませんか。
今年もイシガメたちの孵化が始まりました。左から、今年孵化した個体、去年、おととしの 個体です。毎年のことですが、孵化したばかりの個体はカワイイ!
9月半ばを過ぎても、一向に涼しくなってくれません。まだまだ熱中症に気を付けてご自愛ください。

2023年8月

ついに姿を撮りました。ハクビシンです。夜、異様な音がするので、恐る恐る音の方へ近づき懐中電灯を当てると、その姿を現しました。わが家の果物を漁っていたのはこいつだったのです。どうしたものでしょうか。一応、なぜか狩猟免許は持っているので、捕まえることは出来るのですが、捕まえた後のことを考えると悩ましいですね。
コムラサキが羽化してきました。数匹がネコヤナギの周りを飛んでいたので、定着してくれたようです。夏の定番のセミたちも最盛期。関西の都会ではクマゼミが主流ですが、丹波ではまだニイニイゼミやアブラゼミの方が主流です。そして彼らを食料にしている者も、健在です。

2023年7月

月半ばになり、ようやく梅雨明けの気配がしてきましたが、今年も各地で大雨の被害が出てしまいました。昔は梅雨といったら、しとしと降るイメージでしたが、やはり温暖化のせいなのでしょうか。
去年はアブラゼミの抜け殻を見つけましたが、今年はニイニイゼミの抜け殻を複数見つけました。我がシャングリラもやっとセミたちの生涯を支えられるような環境になってくれたようです。しかし、ニイニイゼミの木肌にカムフラージュした姿はお見事。
シダレヤナギの葉にコムラサキの幼虫を見つけました。オオムラサキやゴマダラチョウのようなナメクジ型の幼虫です。成虫はクヌギのエサ台にはちょくちょく来ていましたが、幼虫は初めてです。オオムラサキなどと比べるとスマートな美形な幼虫ですね。
雨が多くて、草刈りもままならず、手入れの出来なかった一画にネジバナが大量発生。以前から可愛らしい花なので、見つければ刈り取らないように、気を付けてはいたのですが、放置しているとこんなにも生えてくるとは驚きです。枯れてくれるまで草刈りは中断です。

2023年6月

初夏の恵みです。サクランボは丹波の気候が合わないのでしょうか、花はたくさん咲くのですが、実は途中でほとんど落下してしまいます。数少なく熟した実はおいしいです。なんと言っても佐藤錦ですから。キイチゴと桑の実は子供の頃のノスタルジーで植えてみましたが、お世辞にも美味しいとは言えません。砂糖をいっぱい入れてジャムにしないとですね。
クヌギの下に置いてあるエサ皿にコクワガタが来てくれました。去年、来てくれたコクワに比べて今年の個体は立派。ペットボトルで飼育していたカブトムシも出てきてくれました。
そろそろ夏の気配ですね。

2023年5月

シャングリラのシンボルツリー、ヤマボウシも満開になりました。上から見ると豪華さが一段と際立ちます。今回は、白い花ばかりを集めてみました。
小さな花がたくさん咲いているのはヤマデマリ。近所の山から枝を切って来て、挿し木にしたら見事に育ってくれました。白花のシラン。三枚の花びらがかわいいオモダカ、スイレンも次々と咲いてくれています。春爛漫、一番いい季節かもしれませんね。

2023年4月

アミガサタケを採ってきました。実は去年、山道で発見していたのですが採らずに帰ってきてしまい、後悔したので、再チャレンジしました。有毒成分が含まれているとのことで、よく湯がいてから調理しましたが、湯がき過ぎたのか、味も歯ごたえも何もなくなってしまいました。同時にアルコールをとると悪酔いするとのことでしたが、それもありませんでした。野生のキノコはまず怖さが先に来るので、なかなか難しいですね。
今年の1月にも書きましたが、最近アカミミガメがやたら目に付くようになりました。そして気になる写真が撮れてしまいました。左の写真は典型的なアカミミガメがですが、最後の写真の奥にいる一番大きなカメに注目して頂きたいのです。顔の形も手前のイシガメに比べると少し吻が丸いし、目の後ろに薄っすらと赤い筋が見て取れます。甲羅は手前のイシガメの甲羅に似ています。もしかして、イシガメとアカミミガメの交雑個体? 真相は分かりませんが、私の身近なところでもとんでもないことが起こりつつあるのかもしれません。ちなみに、この写真の中に何匹のカメが写っていると思いますか。(4匹です。)

2023年3月

今月の6日は啓蟄。越冬していた虫たちがようやく暖かさにつられて出てくるといわれている時期です。確かに三月も中頃になると急に暖かくなり、作業すると汗ばむような日も出てきます。
啓蟄にちなんで、わが家やその周辺で見られた生き物たちをご紹介したいと思います。
まだまだ冷たい川の水ですが、イシガメたちが早くも日向ぼっこをしています。お馴染みのナナホシテントウやカナヘビ、キタテハもオオイヌノフグリの花の蜜を懸命に吸っていました。
まだまだソメイヨシノには早いですが、早咲きの河津桜はちらほら咲き始めました。いよいよ春のスタートです。

2023年2月

1月末、この冬初めての積雪となりました。高速道路の冬用タイヤの規制がなくなるのを待って出かけてみるとこんな状態でした。雪は地表の見苦しい所をすべて覆い尽くしてくれて大好きです。積雪の程度にもよりますが。
カワセミがわが家の池で獲物を狙っているようです。この寒さの中では魚も出てこないのか池へのダイビングもなく飛び去って行きました。雪が無くなると、フクジュソウがお決まりのように花を咲かせてくれました。トビも巣作りでしょうか、ワラのようなものを持って、電柱の上で一休み。毎年のことですが春が確実に近づいてきてくれています。

2023年1月

皆様、新年はいかがだったでしょうか。良いお年を迎えられましたか。
私、不覚にも年末にコロナに感染いたしまして、散々な年明けとなってしまいました。幸いワクチンのお蔭か、症状は軽く助かりましたが、インフルエンザとも普通の風邪とも違う体験をいたしました。
さて、シャングリラへもしばらく行けませんでしたが、朝の河原では霜が降りた美しい姿を見せてくれました。ネコヤナギの枝にチョウセンカマキリの卵を見つけました。枝には早くも芽生えた花穂が。寒さが厳しい中、束の間の日和に日向ぼっこをしていたのは、どう見てもアカミミガメ。私のテリトリーにアカミミガメが出没したのは初めてです。何とかしたいものです。小さな苗を植えたのが、いつの間にか、私が乗れるブランコの支えになってくれるほどに大きくなってくれました。それだけ年を取ったということですね。皆様も、お体に気をつけて今年も乗り切りましょう。

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