Art Morpho アートモルフォ

コレクション

挿絵:ファッション画

LES ARTISTES DU LIVE GEORGE BARBIER 1929 PARIS

 バルビエの作品集です。ビリチスの歌、ミイラ物語などからのカラー図版が7点収録されている、とってもお得感のある作品集です。そしてNo502のエディション番号が付けられています。また、ちょっとうれしいことに、この作品集にはバルビエのポートレイトが収められています。これを描いたのはCharle Martinです。彼はバルビエと共にガゼット・デュ・ボン・トンにも作品を提供している、いわば同僚です。ネットでバルビエを検索すると、顔写真もあり、このポートレイトとよく似ていることが分かります。
 さて、本来の作品とこの本に収録されている作品とはどう違うのでしょうか。比較して見るには、私のコレクションはあまりに貧弱で、1点しか共通の物はありませんでした。それでもあえて言うなら、おそらく版は同じものを使用していると思いますが、この本の作品は全体的に色彩が淡い感じがします。それでも雰囲気は十分に伝わってきますので、「良し」としましょう。

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LE BAIN AUX TEMPS ANCIENS 1900 Paris

 連日の猛暑日。皆様いかがお過ごしですか。
 一昨年、ご紹介した「MODERNES」とのセット本です(^^)v 機会があればご紹介すると言っておきながら、2年も経ってしまいました(^^ゞ 暑い時期になると思い出すといったところでしょうか。
 内容的にはコスチュームや背景が古典的というだけで、前作とあまり変わりばえしないのですがその辺はご容赦を(^^ゞ
 まだまだ、残暑厳しい様です。お身体ご自愛ください。

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HIPPOCRATE 1932 Paris

 ヒポクラテス、医学の父と言われるギリシャ時代の医学者の医術を紹介する本です。
Kuhnによる危なげな挿絵はポショワール技法により、何とか一線を越えずに済んだように思えるのは私だけでしょうか(^^ゞ
 バラで数点は持っていたのですが、ロンドンの古書店で4巻セットに出会ってしまいました(>_<) しかも、ジャンク品ではありません(T_T) この本は2335セット制作されたとされていますが、このセットは1177と印字されています。なんといい番号ではありませんか(^^ゞ
 てなわけで我が書棚でジャンクに挟まれて薄茶色の背表紙が際立っています(^^)v 寒くなってきました、風邪などひかないようにして下さい(^^)

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La Double Maitresse 1928 Paris

 Henri de Regnierの小説に、G.Barbierが挿絵を描きました。
 「二重の愛人」、さしずめダブル不倫とでも訳したらよいのでしょうか。タイトルのようにコケティシュなポショワールによる挿絵はさすがバルビエ\(^o^)/
 1ページ物の図版は5枚しかありませんが、数多くの小さなカットがあり、とってもお得な買い物だったと、内容は読めませんが納得の一冊でした(^^ゞ
 秋の夜長に左の図のように、思索にふける今日この頃ですm(__)m

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Caprices Decoratifs Algues et Poissons 1884 Paris

 アールヌーボーの装飾画をご紹介したいと思います。画家はJ Habert Dys 。
 金彩を多用し、華やかな画面に魚を配し、アールヌーボーのお手本のような様式を踏襲しています。博物画とは違って、必ずしも魚に関しては精確性は欠けますが魚屋としてはとりあえずゲットしておいてもいいかな(^^ゞ くらいの気持ちで購入しました。しかし、年をとってくるとこのような絵が味わい深く良く思えてきました。
 人の好みなど変わっていくものです。コレクションをするときに手当たり次第というのも、時には良かったと思うこともあります。まあ後悔のほうが多いのですがm(__)m

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LE BAIN AUX TENPS MODERNES 1900 Paris

 今年は例年より早く梅雨明けとなり、その後猛暑に見舞われ、長い夏になりそうです。
 せめて、絵からだけでも涼しさが味わえて頂けたらと思い選んでみました\(^o^)/
 このポショワールを描いたのはMaggy Morier(1887~1965)。コケティシュな女性を描くアールデコの画家です。2冊組みの本でパリの古本市で見つけて、水浴する裸婦に目がくらんでゲットしてしまいました(^^ゞ 洗練された画風とは言えませんが、ポショワールらしさが結構気に入っています(^^)v で今回ご紹介したものは近代編、もう1冊は古代編。機会がありましたら、またご紹介したいと思います。

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LE JOURNAL DES DAMES ET DES DEMOISELLES 1850~1879 Paris

 今月もファッション誌からの挿絵です。先月のガゼット・デュ・ボン・トン誌が今から約100年前、今回の雑誌はさらに50年ほど前になります。この50年の変化はその後の100年の変化に比べて驚異的な変化だとは思いませんか(@_@;)
 この50年間にフランスに果して何があったのでしょうか。産業革命の波がやってきたことや、普仏戦争の敗北により帝政から共和制への移行など要因は色々あったのでしょう。専門家ではないのではっきりしたことは言えませんが、ひとつ言えることは、現代ほどめまぐるしく変化する時代はないと思っていましたが、過去にも劇的な変化があったことをこのようなファッションの変化からも察することが出来るのですね\(^o^)/
 そういえば、日本でも明治維新はきっとそうだったのでしょうね。
 ちなみに、これらはJ.Davidによる版で左より1858、59、62,62年の発行です。

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GAZETTE DU BON TON 1922 PARIS

 博物画が続きましたので、少し目先を変えてフランスのファッション誌を取り上げたいと思います。
 ガゼット・デュ・ボン・トン誌は1912年から1925年まで発行されたファッション誌で、当時の最新ファッションを、これまた当時の代表的なイラストレイターたちによって描かれた挿絵で芸術的な雑誌として有名でした。しかし、この手の分野には素人の魚屋としては全く知りませんでした(>_<)
 馬鹿の一つ覚えでバルビエを探している時、この雑誌に出会いました(^^ゞ 雑誌といっても定期刊行ではなく年によって発行部数はかなり変動があり、私が手に入れた1922年は10冊が刊行され、多い年でした。いくつか挿絵が欠けているが10刊揃いというタヌキ親爺に騙されて購入しましたが、バルビエなど価値のありそうな絵ばかり5点ほど欠けていました。また騙された(T_T) しかし、この雑誌から多くの画家を知りそれなりの収穫はありました(*^^)v
 左から表紙、G.バルビエ、A.E.マルティ、そしてアールデコそのもののようなタヤーです。

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FETES GALANTES (艶なる宴) 1928

 当ページの柱の出典です。P.ヴェルレーヌの詩集の挿絵です。原画はG.バルビエです。
 バルビエ(1882~1932)は服飾雑誌のファッション画や書籍の挿絵などに、ポショワールという技法で多くの作品を提供した、20世紀初頭のフランスを代表するイラストレーターです。彼については多くの紹介図書もあり、ネットでも調べられますのでそちらを参照してください(^^)v
 パリの古書店で博物画を物色していたとき、何気なくポショワールはあるかと聞いたところこの一冊が出てきた。いきなりバルビエを出すやつがあるか(^^ゞ  しぶしぶ有り金全てとクレジットカードでゲット(T_T) その後、そこの狸オヤジは私の顔を見るたび「ポショワール、バルビエ」を連呼するようになる。値切ったつもりだったがまだ値切り足りなかったようだ。チクショー。
 ポショワールという版画の技法は、色をつけるところを薄い金属板などを切り抜いて型とする技法です。英語ではステンシル、日本ではカッパ刷り(河童ではなく合羽)。やっぱフランス語はお洒落だわ。(^^)

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