2017年6月
西国三十三ヶ寺巡礼も満願となりました。満願までの道中記は機会がありましたら、またこの場でご紹介したいと思います。
今回は満願霊場の谷汲山華厳寺でのお話。
本堂へ上がる階段の両側の柱についている提灯の掛かっている内側に銅で作られた鯉が張り付けられています。満願になり、精進落としにこの鯉を触るのだそうだ。しかし、よく見て頂きたい、この鯉、阿吽になっているのである。しかも、阿形の鯉は胸鰭を前に出している。なんと芸が細かい。
そしてもう一つ、駐車場から参道へ出たところにあるマンホール。最近、マンホールの蓋の模様が様々あり、それを写真に撮ることがブームになっていることは知っていたが、この蓋を見て私もはまりそう。カタクリにギフチョウ。「ギフチョウの里 たにぐみ」の文字。
そう岐阜はギフチョウの名の由来でもあり、ここ谷汲はギフチョウとは因縁浅からぬ地なのである。
この満願の地で、大好きな魚と蝶に出会えて本当に良かった。