2020年12月
さすがに師走ともなると、ここ丹波でも霜が降りて、タンポポの綿毛を美しく凍らせてくれました。この時期には、ヘビイチゴの赤い実も際立って存在感を見せてくれます。
冬場は仕事が無くなるので、鳥の巣箱を作ってみました。シジュウカラ仕様です(^^♪ 表面に杉皮を貼って、我ながら見事な仕上がり。早速、クヌギの木に設置しました。春にはきっと周囲と馴染んで、シジュウカラの子育てが見られることでしょう(^^)v
川では、この寒さの中、イシガメが睨み合い。早く冬眠しなさい。
今年はコロナ、コロナで大変な一年となってしまいました。来年はワクチンも接種されるようですし、オリンピックも開かれ、穏やかな日常が戻ることを願ってやみません。皆様身体に気を付けて、新年をお迎えくださいm(__)m
2020年11月
比較的暖かな日和が続き、秋を堪能しています。これでコロナが無ければ申し分ないのですが、皆様のところはいかがでしょうか。
なかなか外出が難しい中、ここ丹波より紅葉情報をお届けしたいと思います。
ここ丹波にはいくつか紅葉の名所がありますが、土日はどこも大変な人出で、大渋滞が発生している所も見受けられます。そこで三密を避けて、静かに紅葉を楽しめる、ささやかな紅葉スポットをご紹介します。
紅葉の名刹、高源寺を過ぎ、427号線を多可町の方へ向かうと右手に杉山を背景に大きな銀杏とモミジの美しい鹿野馬神社があります。獣除けのフェンスを開けて中に入ると、昭和天皇のご即位の記念に植えられた大きな銀杏と川に張り出した紅葉の赤のコントラストが私のお気に入りです。フェンスは必ず閉めて帰って下さいね。
427号線はもみじロードと名付けられていて、道沿いの紅葉も見事です。そして、多可町へ続くトンネルの手前にあるのが、播州トンネル公園です。小さな公園ですが、ここの紅葉も一見の価値はあるほど鮮やかで、お気に入りです。
有名所はもちろん素晴らしいですが、ゆっくり紅葉を愛でるのもいいですよ。
今年はモミジの赤が一段と美しいような気がします。三蜜を避けながらドライブをしてみたらいかがでしょうか。
2020年10月
秋真只中ですね。遠目ではアオダイショウかと思いましたが、シマヘビの若い個体でした。冬眠前の日向ぼっこですかね。アオマツムシもすっかり我が家の住人になりました。
嬉しい発見がありました。アオバセセリの幼虫です。幼虫の食草であるアワブキを植えて何年経ったでしょうか。やっと来てくれました。しかし、何という色彩感覚なのでしょうか。今読んでいる半沢直樹のアルルカンを連想してしまいました。まだ親は見ていませんが、来年は楽しみです。本命のスミナガシも来てくれるでしょう。
近所でカラスウリを見つけました。赤い実を付けていないと見過ごすところでした。私はこの花がちょっと好きで、我が家にもと思っていたので早速お持ち帰り。初めて見る種子は奇妙な形状です。ネットで調べるとカマキリの頭に似ているとか、確かによく似ています。また、昔の人は打ち出の小槌に見なして、お金が増えるようにと財布の中に入れるとか。私は後者をとってハロウィンジャンボ宝くじと一緒にしまうこととしました(^^♪
2020年9月
台風10号の強風にはちょっと驚きましたが、何事もなく、やり過ごすことができました。
猛烈な暑さも一段落し、一気に秋の気配が漂ってきました。
今年は栗が豊作でしたが、その分小粒なのが残念でした。イシガメの赤ちゃんも出てきてくれました。猛暑のせいか、いつもより少し早めの孵化でした。
カラスザンショにたくさんの卵が。見かけるのはアゲハチョウかクロアゲハなので、どちらかの卵でしょう。今年最後の産卵でしょうか。モンキアゲハやカラスアゲハが産卵しに来てくれるのを楽しみにカラスザンショを植えているのに。
河原でハグロトンボが見事なハートマークを作っていました。
2020年8月
先月のカシワの木の根元の削り痕の正体が分かったかも。シロスジカミキリが産卵した痕かもしれません。梨の木の皮を齧っているシロスジカミキリがいたのです。我が国最大のカミキリです。決して珍しいカミキリではありませんが、我家に来てくれたことは喜ばしいことです。デカイことはカッコイイ!! 三匹のシロスジカミキリの幼虫がカシワの幹を食べたら倒れるかもしれませんが、許しましょう。
今年も芭蕉の花が咲いてくれました。食べられるバナナだったらいいんですが。
謎の穴が出現。直径10センチ位の穴です。モグラにしては大きすぎるし、何者が掘ったのでしょうか。
今年はイナゴが大発生しています。バッタの大発生が取り沙汰されていますが、気候変動の影響がこんな所にも来ているのでしょうか。昨今流行りの昆虫食でも試してみますか。ちなみにこのイナゴ、ハネナガイナゴのようです。
2020年7月
各地で大雨の被害が出て、近年の梅雨はしとしと降るイメージとはかけ離れてきたような気がします。これも温暖化のせいなのでしょうか。
当地も一級河川の加古川に隣接する位置にあり、数年前には市内でも大きな水害が起きています。自然災害には、我々個人は避難する以外は方法がありません。新型コロナも終息の気配がありません。自然の脅威の中では謙虚に生きて行かなければいけないのでしょうね。
カシワの木の根元付近に謎の削り痕がありました。一つなら見落としていましたが、三つ並んでいるとさすがに気が付きました。何者が付けたのでしょうか。
去年、バナナトラップに来たカブトムシの雌が産んだ卵を育ててみました。カブトの飼育は初めてでしたが、無事、羽化がはじまりました。蝶なども雄から先に羽化してきますが、カブトも雄が先に羽化するようですね。
まだ、しばらくは梅雨前線が停滞するようです。くれぐれも気を付けてください。
2020年6月
雨が少なくて困っていましたが、梅雨入りの知らせでほっとしたのも、いきなりの大雨警報。草木たちは生き返りましたが、再び地獄の草刈りローテーションが始まりました(>_<)
今年初めて、サクランボ(佐藤錦)がわずか50粒ほどでしたが収穫出来ました\(^o^)/
格別の甘さでしたよ(^^♪
虫たちも次々に現れてくれて、楽しい季節です。
2020年5月
油断は出来ませんが、コロナ禍も少し下火になって来たようですね(^^)v
ほったらかしでも咲いてくれるジャーマンアイリスは本当に当地に合っているのでしょうね。モミジの枝に吊るしたままのセッコクも健気に可憐な花を咲かせてくれました。
ツツジの根本に美しいスズメ蛾を発見。見つけたときはキョウチクトウスズメかと色めきましたが、残念ながらウンモンスズメでした(^^ゞ キョウチクトウスズメは緑色の美しいスズメ蛾で博物画にもよく登場します。(コレクションの挿絵の中の博物画でメンガタスズメを紹介したコーナーの右の絵の中央の蛾)一度はお目にかかりたい蛾なのですが、沖縄、九州などの南方系なのと、最近食草のキョウチクトウを見ることもなくなりました。以前は街路樹に普通にあったのですが、その毒性故に撤去されたのかな。しかし、温暖化の影響で近いうちに見られるかもしれませんね。
山道でテナンショウを見つけました。この独特の風貌は嫌いではありません(^^♪
2020年4月
兵庫県も新型コロナの感染により、緊急事態宣言が発せられました。我がシャングリラは密集、密閉、密接の三密には程遠い環境ですが、神戸と行き来している私が感染源になるわけにはいきませんので、人との接触を極力避けて野良仕事に励んでいます。
そんな中、危ない生物が侵入しました。アナグマです。何処から入って来たのかわかりませんが、フェンスがしてあるので、入ったものの出られなくなったようです。攻撃的で、こちらも竹竿で追い立てながら出口まで誘導しました。タヌキ、キツネがいるので、アナグマがいても不思議ではありませんが、よもやわが家に侵入してくるとは驚きました。
一時期、ハクビシンがSARSの感染源と疑われたことがありましたが、アナグマは大丈夫ですかね(>_<)
ギボウシも一斉に芽吹いて来ました。川面には花筏。春ですね~。
2020年3月
世間はコロナウイルスで大変なことになっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。花粉症なので、マスク不足には困りましたが、なんとか乗り切れたようです。
さて、今年の暖冬は記録的なようで、ここ丹波でも春の進みが早いようです。
わが家の河津桜も満開になり、ミツバチも花粉集めに飛び回っています。
朝起きて見ると、わが家の入口をイノシシが掘り返して、目茶苦茶です。ここまで来て餌を探さなくてもいいのに。餌なんか有りそうに無いのに(>_<)
暖かな陽気に誘われて、近くの山へ春を探しに行って来ました。土筆は出始め、フキノトウの食べごろは終わり、花真っ盛りです(^^ゞ ミツマタの白い蕾が点々となって杉木立の下に広がっています。ミツマタは鹿の忌避植物だそうで、至る所で群落を作っています。
そんな中、谷あいの苔むした所で、珍しい苔と出会いました。コウヤノマンネングサ、草とついていますが、立派な苔の仲間です。小さなヤシの木を彷彿させる苔で、こんな身近で出会えるとは、うれしくなる春の一日でした。
\(^o^)/
2020年2月
本当に暖かな冬だと思っていましたが、やはり二月に入り二回ほど積雪がありました。やはり冬はこうでなくてはいけません。
しかし、雪も一日二日で消えてしまい、春はどんどん近づいて来ています\(^o^)/
リュウキンカやフクジュソウも咲き出し、ネコヤナギの芽も大きくなって来ました。厄介者のスギ花粉もそろそろ飛び始めそうな気配です(>_<)
2020年1月
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたしますm(__)m
暖かなお正月でしたが、皆様いかがでしたでしょうか。
庭のエノキもすっかり葉を落としましたが、根元の落ち葉の下にはゴマダラチョウの幼虫が今年も越冬していました。オオムラサキの幼虫も探したい欲求にかられましたが、がまんしました(^^ゞ
朝霧が晴れた穏やかな日に、近くの山へ散策に行ってきました。初めて見る赤い実の名前をツルリンドウの実と知るのにネットの力をかりました。本当に図鑑は必要無くなる時代だと痛感しました。フユイチゴの赤い実も沢山見られました。雪が少しかぶっていると絵になるのにと思いながら写真に収めました。